HRV analysis 心拍変動解析による自律神経検査
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心拍変動解析による自律神経検査から見た慢性疲労の具体例

 心拍変動解析を用いた自律神経検査は、既にお話した通り、疲労度の検索にも応用が期待されています。疲労度の進行に応じて自律神経機能は失調して行く事は良く知られていますが、それをこの検査の結果から読み取る事が出来れば、これまで『自覚症状』や『あやふやな症状』としてしか判断出来なかった疲労の進行を客観的に判断する事が出来るようになる可能性があるのです。

 具体的なガイドラインは現在鋭意検討中ですのでそれをお示しする事は出来ませんが、具体的に疲労が進行している時の自律神経機能の変化を、症例を参考に一つお示しします。正常例(と我々が考えている)のレポートと比較してご覧下さい。

副交感神経の活動リズムに短時間のリズムが顕著に増えており、活動が不安定になっています

副交感神経が就寝・覚醒と同調せず、不安定な変動を示しています。疲労回復能力低下が示唆されます。

交感神経の活動はそれほど持続亢進状態にはなく、比較的保たれているようすが観察されます。

全体として、疲労回復、安静に寄与する副交感神経活動が不安定な点が目立ちます。長期に渡る疲労の蓄積が、このような事態に繋がった可能性が高いと言え、慢性疲労の状態を示していると判断されます

62歳男性

主訴は不眠と長引く全身倦怠感

血液検査・画像検査等の通常医療検査に於いては異常なし

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